AP

For all of those who seek for themselves ....  


From The Far East
商品番号 AP1035
¥2,800 + 税
ARAMAKI SHOGEO
AIRPLANE STORE(購入)

まさに無常の力学、限界を超えた極東ジャズ!!
孤高のベーシスト荒巻茂生のスピリットを聞け!!
ライナーノーツ:村井 康司

 

 

■Listen to Samples (iTunes)
01 Kodo  
02 Round Trip  
03 Spiral Staircase  
04 In The Forest  
05 Old Folks At Home  

 

孤高のベーシスト荒巻茂生のスピリットを聞け
スウィングジャーナル誌でジャズ・ベーシスト人気NO1の評価を得る等、現在のジャズシーンでの代表的なベーシストとして知られる荒巻茂生のニューアルバム。
今作は’極東’という言葉をキーワードにジャズを様々な角度から描くというコンセプト。モダンジャズからフリージャズ等のジャズの歴史的なファクターが集まって構成された現在の極東ジャズ・シーンの現在進行形がここにある。参加メンバーは、サキソフォビア等で知られる竹内直(Ts)、ニュー・ハード・バップ・リバイバルの旗手吉田桂一(P)、菊池成孔の新プロジェクトやケイ赤城trioへ参加するなど、近年活躍著しい本田珠也(Dr)のいつもの面々に加え、1970年代より活躍しネイティブ・サンのメンバーでもあった峰厚介(Ts)も参加。
極東という磁場の上で、ジャズの歴史を解体・融解し新しいジャズを生み出していく過程まで、までも含有する現在の和ジャズの一つの到達点となった。

「こういうジャズが本物のジャズである」などとおこがましいことはとても言えないが、実際に音楽を聴いてみて、「これは本物の、リアルなジャズだ!」と実感することはできるはずだ。僕にとってこのアルバムの音楽は、まぎれもなく「リアル・ジャズ」である。
村井 康司 ライナーノーツより

これまで以上に全員が日本の伝統を尊重し、日本人気質に漲る緊張感溢れる演奏を繰り広げてぼくの胸にもグッとくるものがあった。
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TBMレコード/藤井 武

あのエルビン・ジョーンズの(ツイン・サックス)ユニットに、荒巻が敬愛し目標とするチャールス・ミンガス・バンドを相乗・再現させたような、強力なエナジーを有する。“和=極東”の血が滾った、“益荒男ジャズ”。
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小西 啓一

和のテイストがリズミカルな音楽性をより引き出させているように思える。
この作品もアジアに魅せられる一つの示唆となることでしょう。
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ジャズ喫茶 映画館/吉田昌弘

再生された音が、こんな体験が、本当にもう何十年前になるだろう、はじめてマル・ウオルドロンのLPや、ギル・エヴァンスや、そうそう「至高の愛」やetc、回転するLPに緊張して針を落とした時の音の感覚が、その瞬間の興奮の記憶がどっとおしよせてきて唖然としてしまった。
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ノイズミュージシャン/古舘徹夫

 

 

■Profile
荒巻 茂生 ベース
1966年三重県鵜殿村出身、18歳でウッドベースに出会い、20歳の時にプロを目指して上京、武蔵野音楽学院に入学。21歳の頃からプロとして活動する。村田浩のThe Bop Bandに加入し3年間活動。同バンド脱退後には、秋吉敏子(P)、トム・ハレル(TP)、大野俊三(TP)、リーコニッツ(AS)など様々なミュージシャンと共演する。1996年には大西順子トリオでのワールドツアーに参加、(スイスのモントールジャズ・フェスティバル、カナダのモントリオールジャズ・フェスティバル、ドイツのジャズ・オープン・シュトゥッガルト、フィンランドのポリ・ジャズ・フェスティバル他に出演)この頃スウィングジャーナル誌でジャズ・ベーシスト人気NO1の評価を得る。1999年には妹尾隆一郎、西浜哲男、内海利勝等とブルース・ファイル・NO1を結成する。2000年には待望のリーダー作ARAMAKIBAND<CHANGES ONE>を発表。2003年には進化セカンドアルバムが発売される。2005年には待望のライブアルバムも発表。
http://www.airplanelabel.com/aramaki/

 

吉田桂一 ピアノ
1963年生まれ、東京都出身。
4歳よりクラシック・ピアノを習い、17歳より独学でジャズ・ピアノを習得。22歳の頃からプロとして演奏活動を始める。宮之上貴昭&Smokin', 村田 浩 The Bop Band, 大井貴司&Super Vibration,多田誠司4, 山中良之4, 岡安芳明5,福村博Up Town JAZZ Band 等に参加。1988年、インドのジャズ・フェスティバル『ジャズ・ヤトラ』に出演。1991年、サリナ・ジョーンズの東京公演で伴奏を務める。現在は自己のTrioの他に、出口辰治4, 小川高生4 等で活動中。尚、初リーダーアルバム『 Music Forever』を10年近くに渡って続けているレギュラートリオ(BASS 佐々木悌二、DRUMS 廣江靖)でレコーディングし、2002年2月20日に『What's New Records』よりリリース。
2005年10月19日、セカンドリーダーアルバム『I'm gonna be Happy!』をリリース。
http://www008.upp.so-net.ne.jp/pianok1/

 

竹内直 テナーサックス、フルート
1978年、1988年と2度にわたって渡米。
帰国後、エルビン・ジョーンズ・ジャパニーズ・ジャズマシーンに参加。フレディー・ハバードtpと共演1991年、ブラジルに渡りリオでルイゾン・マイアbらと共演、親交を深める。2002年山下洋輔ユニットでヨーロッパ・ツアー自己のグループとしては元岡一英p、小林陽一b,小泉高之dsのカルテット(1986-88)椎名豊p、荒巻茂生b、原大力dsのカルテット(1994-2001)ロッド・ウィリアムスp、ジャリブ・シャヒドb、エライ・ファウンテンdsのカルテット(1998)金子雄太org,江藤良人dsとのトリオ(2001-02)清水絵里子p工藤精b江藤良人dsのカルテット(2003~)などでライブ・ハウス、全国ツアー、FM番組出演、CD録音などの活動をしている。現在は、自己のグループ、ソロのほか SAXOPHOBIA,山下洋輔p、酒井俊vo、荒巻茂生b、KANKAWAorg、Chunks!、海老沢一博ds,のグループで活躍中。
http://www.geocities.jp/ts_nao/

 

峰厚介 テナーサックス
1944年生まれ、東京都出身。
1963年にジャズバンドに入りジャズクラブで演奏を始め、1969年にピアニスト菊地雅章に見出され彼のバンドに入団、解散する1973年まで在籍する。1970年には初のリーダーアルバム「MINE」を発表、この年スィングジャーナル誌の読者人気投票アルトサックス部門で渡辺貞夫に次ぐ第2位となり新人アルト・プレイヤーとして注目を集める。1978年には本田竹広らとのネイティブ・サン、その後、板橋文夫、井野信義、村上 寛の3人と結成したFour Soundや富樫雅彦のJ.J Spiritsなどを経て1992年、自己のリーダーグループ峰クィンテットを結成、1993年にはこのグループによるリーダーアルバム「Major to Minor」を出し、この年のスィングジャーナル誌ジャズディスク大賞の日本ジャズ賞を受賞する。現在、自己のグループ以外にも渋谷 毅オーケストラをはじめ数多くのセッションを行い、また40枚以上のレコーディングにも参加している。
http://www.aomori-net.ne.jp/~yamagen/mine/top.htm

 

本田珠也 ドラムス
1969年生まれ、東京都出身。
父本田竹広(P)、母チコ本田(Vo )、叔父に渡辺貞夫(As)、渡辺文男(Ds)という音楽家系に育ち、小学6年生の時に独学でドラムを始める。独学とはいえ血筋の良さからくる天賦の才能に加え、アグレッシブでパワフル且つ感性豊かなプレイで数多くのセッションやレコーディングに参加し、国内に留まらず海外のミュージシャンからも絶大な支持を得ている。自己のリーダーバンド”本田珠也グループ”では、バラエティーに富んだオリジナル曲を中心に、作曲家としての才能も存分に発揮している。2007年には、本田珠也PLANETXに続く待望のリーダー二作目となるElvin Jones Tribute Bandを発表。持ち前のロックスピリット全開の内容となっている。
現在、本田竹広、今村祐司、荒巻茂生、五十嵐一生等のグループで活躍するかたわら、ドラム講師も務め、作曲にも力を入れる等、精力的に活動している。
http://www10.ocn.ne.jp/~mondo/