夏。
走り出そうとする少年とその仲間たち。
「位置について」の合図で直線上に足をそろえる。
準備はできていた。でも何かがその足をかばった。
「ヨーイドン」は鳴らなかった。
正確に言うと聞こえなかった。いや
聞こえないフリをしたのかもしれない。
無鉄砲で無計画。だけど心強い。
そんな連中にずっと憧れていた。
彼らと一緒なら
そんなフライング気味の勇気だって
多少はありかなって思えたから。
僕と、僕の好きな人と、5人の愉快な仲間。
せーしゅんは今日も空に
素敵な空砲を鳴らしちまうんだ。
今作「ボクラノナツハオワラナイ」の監督は
前作でインディーズでは異例の集客を記録した
映画制作団体STROBO RUSHの勝又悠。
少女の思春期における淡い感情や心理風景を独特の視点で切り取ってきた
勝又だが、今作は正反対の少年の映画のメガホンをとる。
音楽はAIRPLANE LABELよりCAROLのギタリスト内海利勝。
インディーズスタイルにこだわり続けている勝又だが、
今作「ボクラノナツハオワラナイ」で一つの解答を示す事だろう。